Garmin(ガーミン)社の腕時計で、「ForeAthlete」の読み方はフォアアスリートです。2015年2月18日(水)に発売されました。
評価
★★★★☆(4)
特徴
Garmin ForeAthlete 920XTJには3つの特徴があります。
GPSを補足するまでの時間
時計を起動してからGPSを補足するまでの時間が、他のブランドやGarmin社の他のモデルと比較して早いです。目安としては5秒、遅くとも20秒程度で補足してくれます。トレーニングをすぐ始めたいときやレース直前になってもGPSを補足できないイライラすることがなくなるでしょう。
自動ラップ取得設定
どの時計にも基本的にラップ機能は付いていますが「距離」をベースにしています。Garmin ForeAthlete 920XTJには「位置」をベースにしたラップを計測する機能があります。例えば近くの公園の周回コースで練習する場合にスタート地点を通過するごとにラップを計測してくれるので、いつものトレーニングコースの目標タイムをモニタリングできるようになります。ちなみにこの機能は日本版のGarmin ForeAthlete 920XTJだけの機能です。
自動ポーズ機能
トレーニング中の信号待ちでペースを落とさざるを得ない場合に時計を止めたり、再開させたりして再開を忘れて頑張ったトレーニングが計測できておらずがっかりした経験はありませんか。そんなリスクを無くしてくれるのが自動ポーズ機能です。設定したペースを下回った時に自動で時計を止め、設定したペースを上回った時に自動で計測を再開してくれます。
詳細な仕様
価格
¥45,800(税别)
色
「ブラック/ブルー」と「ホワイト/レッド」の2種類あります。
サイズ
本体
48×55×127mm
ディスプレイ
29mm×21mm
ディスプレイ
カラー
重さ
61g
バッテリー稼働時間
トレーニングモード:約22時間
ウルトラトラックモード:約38時間
時計表示のみ:約4か月
使用電池
リチウムイオン
防水機能
50m完全防水
GPS受信性能
高感度GPSチップ みちびき/GLONASS対応
データの保存データ量
約100時間分
データ管理場所
Garmin Connect(Garmin社の無料コミュニティサイト)
データのアップロード方法
付属のUSBケーブルで腕時計とPCを接続しアップロード。
ForeAthlete920XTJのWi-Fi機能でアップロード。
データの閲覧方法
Garmin Connect (Garmin社の無料コミュニティwebサイト)
GarminConnect Mobile (Android/iOS用アプリ)
ランニングに関する機能
ウルトラトラックモード
バッテリー稼働時間を伸ばすため、GPSの測位間隔を60秒に1回にする機能です。
VO2Max (最大酸素摂取量)
心拍数や運動負荷からVO2Maxを算定する機能があります。
※別売りのハートレートセンサーHRM-Runが必要です。
予想タイム機能
VO2Maxから5km,10km,ハーフ,フルマラソンの予想タイムを推定する機能があります。
ランニングダイナミクス機能
効率の良いランニングフォームを測る指標としてランニング中の上下動、接地時間、1分間あたりのピッチと歩数を計測できる機能があります。2017年2月時点でGARMINのみの機能です。
※別売りのハートレートセンサーHRM-Runが必要です。
バーチャルトレーナー機能
仮想パートナーが設定したペースや速度を走り、逐一遅れて距離や、先行している秒数を教えてくれる機能です。
メトロノーム機能
ピッチやペースのコントロール用に、一定のリズムでビープ音やバイブレーションを作動させる機能があります。
バイクに関する機能
VO2Max (最大酸素摂取量)
サイクリンク中の心拍数や運動負荷からVO2Maxを算定する機能があります。
※別売りのパワー計が必要です。
※別売りのハートレートセンサーHRM-Runが必要です。
気圧高度計
内蔵されている気圧高度計で高度と勾配を計測する機能があります。
パワー計
左右のバランス平均ワット数が継続できる機能があります。
※別売りのパワー計が必要です。
スイムに関する機能
屋内モード
GPSを使わず、Gセンサーで運動量の測定する機能があります。
ドリル記録
腕を使わないトレーニングでのタイムと距離を測定できる機能があります。
休息タイム機能
現在の休息時間、休息とインターバルの合計時間を表示できる機能があります。
一般機能
リカバリーアドバイザー機能
過去のデータやトレーニング中の心拍数やペースを元に「回復に必要な時間」をアドバイスしてくれる機能があります。
マルチスポーツ機能
ストップウォッチを止めすに複数のアクティビティをボタン一つで切り替え、連続して計測する機能です。
通知機能
Bluetooth Low Energyでペアリングすると、スマートフォンの着信とメッセージの通知をForeAthlete920XTJで確認できる機能です。
※スマートフォンの機種によっては本機能が正常に動作しない場合があります。
Live Track機能
スマートフォンアプリGarmin Connect Mobile(android/iOS)をインストールし、Bluetooth通信でスマートフォンと接続すると、現在走行している場所をウェブ上にリアルタイムで公開できる機能があります。
ライフログ機能
歩数、距離、消費カロリーを測定する機能があります。またForeAthlete920XTJをつけたまま寝ると自動で睡眠時間を計測し睡眠中眠りの深さを測定する機能があります。
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