トライアスロンの前にバイクの種類は?
バイクには「ロードバイク」「マウンテンバイク」「クロスバイク」という種類があります。
ロードバイクは舗装された道を走ることを目的としてつくられているバイクです。マウンテンバイクは舗装されてない道を走ることを目的としてつくられたバイクです。クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置します。オンロードとオフロードのどちらでも対応できるバイクです。
ロードバイクの種類は?
ロードバイクは「ロードレース用」と「トライアスロン用」に分類できます。ロードレース用はロードレース向け、ヒルクライム向け、ロングライド向けなどがあります。トライアスロン用にはトライアスロン向けとタイムトライアル向け通常TTと呼ばれる2種類があります。
ロードバイクとトライアスロン用バイクの違いは?
ロードレースとトライアスロンの違いはドラフティングです。ドラフティングとは前を走る自転車の後ろを走ることをいいます。ドラフティングすると風の抵抗が少なくなります。ロードレースではドラフティングが許可されていますがトライアスロンでは基本的に許可されていません。そのためトライアスロン用のバイクは風の抵抗に配慮された設計になっています。
TTバイクとは?
TTバイクは短時間で走るために設計されたバイクです。トライアスロン用のバイクと比べ、ハンドルの操作性やゴール前のスプリントなどではなく風の抵抗だけに特化して設計されています。
トライアスロン用のバイクを選ぶポイントは?
フレームのサイズ
バイクのフレームにはサイズがあります。タイヤの大きさやジョイント部分を調整すれば多少サイズを調整できますが大方フレームの大きさでサイズが決まります。自分のサイズにあったフレームを選ぶことが最も重要です。フレームのサイズは43〜61までの数字で表示されることが多いです。サイズはメーカーごとに多少異なります。初心者は専門店のスタッフに計測してもらいながらサイズを選ぶことをおすすめします。
フレームの素材
フレームの素材は「アルミ」と「カーボン」があります。アルミは硬い素材なのでペダルを漕ぐパワーが伝わりやすいがバイクの重量が重くなります。カーボンは軽くホイールからくる振動を吸収してくれるがパワーが伝わりづらくなります。
目標のレース
目標にしているレースがある場合は目標のレースに合わせて選びましょう。アイアンマンを目標にしている人は予算にゆとりがある方はTTバイクがおすすめです。ロードバイクでアイアンマンに挑戦することは無謀です。少なくともDHバーをつけるなどカスタマイズは必ず行いましょう。
デザイン
安くても10万円以上するバイクはトライアスロンの中でも最も費用が高額なアイテムです。機能も重要ですが長く乗り続けるために愛車と呼べるくらい自分が好きだと思えるバイクを選びましょう。
トライアスロン用のバイクの選び方は?
初めてバイクを買う方はロードバイクを買うことをおすすめします。ロードバイクは他の自転車と比べて高額なので盗難に遭いやすいです。バイクの練習をするために町中へ出かけるときに高額なTTバイクで出かけることはリスクが高いです。またトライアスロンを長年継続して続けるかわからない中で高額なバイクを買うことは高い投資です。時間やお金など限られたリソースを上手にマネジメントすることもトライアスロンの魅力です。何度か大会にでるようになってから高いバイクを検討しても遅くないと思います。
トライアスロン用のバイクメーカーは?
ANCHOR(アンカー)
ブリヂストンのスポーツバイクブランド。
・公式サイト
http://www.anchor-bikes.com/
ARGON18(アルゴン18)
・公式サイト
https://www.argon18bike.com/en
BASSO(バッソ)
・公式サイト
http://www.job-cycles.com/basso/
DE ROSA(デ・ローザ)
・公式サイト
http://derosa.jp/
Factor(ファクター)
航空宇宙産業に関わるイギリスのエンジニアリング会社から誕生した会社。ツールドフランスでも活躍中。
・公式サイト
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